片足加重 one-leg balance |
ひょっとして解説の必要ない? |
前後と左右のバランスが安定してきたら、さらにシビアなバランス感覚を育てましょう。 ここでは意識的に片足に加重して滑ることに集中してみます。 ストライドでそれなりの距離を滑っていれば、次第に感覚も身についてきますし、これまでの手順で 来ていれば殆どこの章は、改めて説明するまでもないかもしれません。 まぁTストップの解説の為にも一応。 |
練習方法 | ||
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いきなり一本足で滑れなんてことはいいません。 どちらか一方の足に重心を寄せて、片足を爪先立ちにします。 視線は遥か遠くをみつめるようにして体で感じて下さい。 あなたがインラインを始めて間もないのにここまで既に到達しているとすれば多少の 筋力不足があるはずですので、両手を片腿に当てて体重を支えるのを補ってやって下さい。 このとき軸足が伸びきっては意味がありません。 この時の体重配分を覚えればT-ストップも簡単です。 |
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馴れてきたら、腰を落として加重の比率をあげたりしてみて下さい。 このトレーニングでインラインに必要な筋肉が強化されます。 女性はフィギュアスケーターを見てもわかる通り、足がシシャモになるなんてことないのでご安心を。 |
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基本のポイント | ||
アウトエッジ
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比較的多用されて乗りやすいのが、このアウトエッジのスタイルです。 左右への切り返しに慣れが必要ですが、安定した片足加重が出来ます。 特にハード系のシューズでは、ここに安心して足を乗せられるので スラローマーに好まれたりします。 |
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センターエッジ
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靴を傾けずに真っ直ぐに加重する乗り方です。 ワンフット等で左右の切り返しがしやすいので、最終的にはマスターして下さい。 ソフトブーツでアウトエッジを多用していると靴がへたって外側に膨らんできます。 こうなるとフレームの真上に乗れないので、これが出来なくなります。 |
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いや〜ん。上手くできない | ||
センターエッジに乗れない
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●履き方に問題。 靴紐がゆるいと足が多少靴の中で泳いで上手くできません。足首は緩めても靴紐はしっかりと。 ●靴に問題。 靴を買うときにつま先ばかり気にしていますが、靴がなかで左右にずれると結構致命的です。 インソール等の靴底を入れる事で靴とのフィット感が高まります。 |
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内側に倒れる
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●外側へ恐怖が克服されていない まずアウトエッジの乗り方をマスターして下さい。 馴れてきたら、多少速度をつけて下さい。滑っている方が安定します。 上半身をあえて外側に向けてバランスをとりましょう。(下記参照) |
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馴れてきたら・・・ | ||
片足で滑ってみましょう。
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初めの内は、そっと足を少し浮かす程度でいいです。 浮足の位置を真横の他に前後する事で軸足の加重感覚も変わります。 |
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ワンフットの感覚は育つまでに時間がかかると思いますので、まめに練習すると良いと思います。 私が試した方法で、効果があったかどうかはわかりませんが部屋で靴を履いていなくっても 左のような状態にすると片足で立つことが難しく、バランスが強化されるような気がします。 |
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ストライドの際に少しでも片足で滑っている時間を増やしましょう。 初心者はどうしてもすぐに内側に倒れてしまうので、体を軸足の方に開くいて軸足方向に 進むことでいっそうバランスをとりやすくなります。 (たいちさんのアドバイス感謝です) |
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ワンフットの解説も少々はいってしまいましたが、トリックスラロームのワンフット編はこの後の解説にします。 とりあえず片足加重が完成したらブレーキがいろいろ出来ますので、次のブレーキ編で初心者編の終わりです。 |