インラインスケートの基本(Vウォーク〜ストライド)


私の思い込みで構成されている部分が多いのでご注意ください。
ご指摘歓迎です。


今頃になって、作りました。まぁ一応ビギナー向けという事で。
V(字)ウォーク
V-walk,duck-walk

初めの一歩。アイススケートもローラースケートも経験がない方はここからどうぞ。

初めて靴を買ってきた当日、既に夜になっていれば表に出る事などせずに家の中でまず履いてみて下さい。
畳や絨毯の上ならば、インラインは勝手に進まないので安心です。

インラインで滑り出す前にインラインを履いた感覚に馴れましょう。

これはVウォークと呼ばれ、「滑る」よりも私たちが普段「歩く」動作に一番近い動きです。
街中を滑る際に、石畳のような場所では無理に滑るより、この方が楽です。

準備運動と転び方    
準備運動

普段から体を鍛えていらっしゃるアスリートの方はともかく、平日は通勤、通学が唯一の運動という方は絶対やってください。
滑るのがまだ怖いという方や、久しぶりに運動をすると言う方、大人の方、年配の方は特に。
ストレッチの重要性についてはスポーツジム等でも最初に指導されることでもおわかりだと思います。

スポーツ選手でもやるくらいですが、転ばなくても筋断裂を起こすこともありますので、十分に筋や筋肉を伸ばしておきましょう。
万が一の時に少しでも負担を減らす為に是非、
是非是非
 
転び方(膝-肘-手の場合)
道路で転んだら痛そうだな〜」なんて思いがなかなか普及しない原因の一つだと思います。
でも、プロテクターを付けた状態で、右の様に転んでみると・・・・痛くないんですよね〜。

プロテクターを装着している部分の接地の順序は、初めに膝をついて

次に
a)肘でショックを和らげてから手を滑らせます。

手首の負担が少ないのはこちらの転び方ですね。(審判員はオプションです)

または
b)手のひらを前方につきだしながらプロテクターを滑らせて最後に肘をつきます。

手のつき方が鋭角ですと手首を傷めるので、スライディングの要領で手を前に出してください。

転び方というものは履いた初日くらいしか練習しないものですが、馴れないうちは恐怖感が先に立って
横に転んだり腕で庇おうとしたり変な転び方をしがちです。(もちろん私の話です。)
受け身を繰り返して身につけるように、上手な転び方をする為に準備運動に「転ぶ」というのを加えると良いと思います。


とにかく始める前にわざと二、三回は転んでみてくださいね。
転んでみるのも、とっさのときに体に勝手に反応させる準備運動の一つと考えて。
 
 

基本の動き
1)初めの歩き方
まずは、足をV字(逆ハの字)の形に開いて、腕を前に伸ばし、軽く膝を曲げた姿勢で歩きます。
歩幅は小さく、足の位置が交互にTの字になるくらいの歩幅で進みます。
視線はまっすぐ前を見つめて下さい。


しかしおそらく、この歩き方のままではいずれアスファルトで尻餅をついてしまうでしょう。
何故ならこの時点では、あなたは重心を後ろ足に残しながら歩いているはずです。
靴での歩き方が、普通そうですから。
 
2)前加重の歩き方
そこで膝、または腿当たりに軽く手を当てて同様に歩いて下さい。
少々疲れる姿勢ですが、否が応にも前加重になります。
この姿勢では、後ろに転ぶ事は殆どありません。

どっちかというと前に転びそうな感じです。
インラインは、このように前に倒れる様に前に前にと重心を移して滑ります。

初めてのお子様にインラインの練習をさせる際にも、この姿勢から始めて下さい。
手すりをつかんで歩いたり、手を引くより早くマスターできます。

 
3)もうすぐストライド

1)の姿勢に戻って、前に前に重心を移しながら歩き始めると、前に置いた足が滑り出します。
後足で横に(この図では、斜め後方)蹴ることで、その距離はどんどん長くなります。

とりあえず、滑り出す事はできました!
生まれて初めてでもすぐにここまでは出来るはずです。

結構簡単でしょ?
 
4)とりあえず滑れたけれど・・・
でも、傍目からみた感じを極端に表現する上記の様な感じです。
まっすぐ片足に乗れずに、足が内側に倒れているのです一歩一歩が短いのです。
 
5)To be continue(続く)

ストライドと呼ばれるスマートな滑り方は、片足に真っ直ぐにのれる様になることです。
その為に、沢山距離を滑って馴れるとか片足集中特訓の方法がありますが
その為に説明する事がまだ山積していますので、スウィズルの基礎練習から始めましょう。
 
いや〜ん。上手くできない 
後ろに転びそうになる
●膝がのびきっています。
初めは足の筋力も不十分なので、すぐに疲れて膝が伸びてしまいます。

●腰がひけています。
インラインの加速に応じて全体的に前傾となり前加重しなければ行けないのに腰が後ろに退けています。
お尻の位置が踵より後ろに下がらない様に気をつけて下さい。