コツ?思い込み?(独断的ポイント)
personal trick
運良く近場に教えてくれるひとが、見つからなかった方へ

とにかく自分の滑りを見て、的確に教えてくれる人がいると飛躍的に上達できますがそういった機会がない方へ
本を読んだりビデオを見たりすることの補足として、初心者の私が僭越ではございますが
初心者故の視点で進歩のきっかけになったコツや練習法を忘れないうちに書きつらねます。
思い込み、勘違いも多いと思いますが、随時加筆訂正を続けますので
下手な鉄砲も数打ちゃ・・とも言いますし、色々試すのも良いかも。
でも、私達より上手い大半の人には百害あって一利なしのページです。
ただし、偶然、たまたま、私の場合に通用した内容かもしれませんので無理に実践しないで下さい。


※文章中でBクロスや、Fクロスと略しているのは通常、バッククロス、フロントクロスという呼称が一般的ですが
英語表現でバックワードクロス、フォワードクロスといった呼び方もあるので手を抜いてこう表記していますので
適当に正しく読み替えて下さい。(^^;)


▼練習について
パイロンによるリズムの会得
パラレルやスウィズル、フォワードクロス等の練習でできるならパイロンを使用すべきでしょう。
パラレルや高速バッククロスなんて視認して足を動かしてできる技ではありません。(多分)
その為に必要なリズムとそれを崩さない体の動きを会得する為にはパイロン等は必須です。
目標がないと足の動き等でも限界に近づくことがあまりない為に動きも小さくなりがちでなかなか上達できません。
目安となる点があることで、リズムをつかんだり、必要なエッジや回転を迫られて上達できるのです。
というわけで、パイロンでなくっても結構です。むしろフォワードクロスなどのの練習を
いきなりパイロンでやってもつまずくのがオチです。私がやりました。
状況が許せば、チョークやシール、テープ等でマーキングすればよいと思います。
文具店や百円ショップで使えそうなものがあると思いますので、呉々もその場所が
インライン禁止になる事がないような方法でお願いします。
パイロンの間隔について
一定の間隔でリズムを身につけるのも大切ですが、違った間隔で異なるスタイルや滑り方を経験するのも良い練習です。
1.5m
日本の公園で事実上標準の間隔です。高速のトリックスラロームや飛燕、不知火等も通常この間隔で行います。
1.4m
たまに1.5mに代わってこの間隔でマーキングされた公園があります。(葛西、水上)1.5mとほぼ同様の感覚です。
75cm
1.5mの中間で欧州より短めのこの間隔は、国内で行う欧州スラロームの標準となりつつあるようです。
1.2m/90cm/60cm
韓国のDoubleWheelというチームでは、これらの間隔を通して練習しているそうです。(参照:すーGさんの韓国レポート
1.2m/80cm/50cm
欧州スラローム本場の公式大会では、この間隔が使用されているようです。
できるだけ間を置かずに
書くまでもないでしょうが、ピアノや他のことを極めるのと同様に間を置かない方が良いでしょう。
週末にまとめてやるよりは、平日にも分散させて同じ時間でやった方が良いに決まってます。
ただし、上級者のアドバイスをもらえるのならば週末の時間も濃いものになります。
私が出会った人では、すっかり嵌まって平日も練習をした結果、3ケ月で飛燕やバッククロス、オープンまで
できるような方もいました。(もちろん上には上がいるものでしょうが)
前進、左右のバランス、後退、交差、一本足と常に上のバランス感覚を体に要求することで
私のような年齢でもその感覚は発達しているようです。
常に自分に課題を
そこそこに滑るだけなら始めて履いたその日に殆ど目標達成です。
滑れるようになったからには、その発達しているバランス感覚にどんどん刺激を与えてやりましょう。
前に滑れるようになったら、後方に、右回転、左回転、ワンフット、軸足交換、ヒール&トゥ・・・
奥が深いのがインラインの魅力ですので、その為に満遍なく全方向のバランスに強くなりましょう。
積極的に苦手な足や方向へ挑戦です。
靴紐はしっかり絞めて
私は普段から靴の踵を潰してはいたり、公園につくと待ちきれないようにイソイソと靴を履く為に
靴紐を絞めるのすらいい加減に、足首だけ留めるとさっさと滑っていました。
しかし、このあたりの内容になってくると、インエッジ、アウトエッジの切り換えやセンターエッジ等で
シビアなバランスが要求され、靴が体の一部になるような一体感が必要になってきます。
靴も多少柔らかくなってきていると思いますので、靴の中で足が数ミリでも左右に泳いだりすると
それだけ不安定になり、なかなか上手くできません。二カ月も半ばになって、今頃気づきました。
と、いうわけで足首だけでなく靴紐もきちんと絞めましょう。

さらに、しばらく履いていると靴も少し大きくなります。
そんな時に、靴の中で足が少しでも泳いでいると上手くできないし
足を内部で無意識につっぱっているので足の裏あたりが非常に疲れます。
そんな時は厚めの靴下等がいいでしょう。

▼技術以外
▼指摘してくれる人が身近にいない場合は
やっぱビデオが欲しいですねぇ。
自分で思っているより足が閉じてなかったり、傾いていなかったりと自分でも悪い部分がよく分かります。
まぁ上手になった自分をみて別の世界に目覚めてしまうかもしれませんが・・・
▼子供について
家族で始められた方も多いでしょう。幼くても心配はいりません。
教えたって聞いちゃいない。勝手に上手くなってゆく。
というわけで、幼い子供は成長過程ですので習得が早いです。
6歳頃までに90%のバランス感覚が出来上がるらしいのですが、加えて重心の低さ、柔軟さで
一緒にはじめるなら大人の方がハンデが欲しいくらいです

痛い思いさえしなければ、すべるのが快感になるくらいまで上達するでしょう。
だからプロテクターだけは絶対につけさせましょう。
あと、出来れば大人も一緒に滑るとか、他にも子供がいるような場所に行くなんてもの有効です。