イタリエンヌ italienne |
ソレイユ同様目が回らない様に三半規管との戦いです。 |
トランジションとバッククロスの連続技です。
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欧州らしいネーミングですがその由来は私にはわかりません。(なら書くなとも) 始めは普通に1.5mあたりで試してみると、その場で出来ると思います。 |
全体の流れ | ||
![]() 例によって 理解しやすい様に繰り返し表示してありますが、それぞれパイロン2個で完結する動きです。 今回の肝はトランジションのあとのBクロスの姿勢です。 オリジナルのビデオは逆足なのですが、左回りが得意なスケーターが多いと思いますので、こちらで解説です。 |
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1)バッククロス ![]() |
バッククロスから入ります。 これは上体の回転が一段落する瞬間でもあります。 |
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2)クローズターン ![]() |
クローズターンをまだ習得していない人はここでちょっと困るかもしれません。 これは大蛇と同じ(・・・って、まだ解説してないやん) 先行足が交代しない奴だからです。 飛燕の様に先行足が交代する場合は軸足を作りやすいのですが、この場合はあまり偏った加重ではうまくいきません。 むしろ上半身の回転を意識して下半身をついてこさせて下さい。 80cmをこなす為には小さなターンが要求されますので、この技の練習できれいなクローズが完成すると思います。 |
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3)トランジション ![]() |
メインエベントです。 (2)のクローズターンを上体の誘導で行っている場合はそのまま回転を止めずに それぞれの爪先を軸に軽くかかとを浮かせてトランジションを行います。 右足にやや加重を集める事で、このあとのBクロスの姿勢も安定します。 このあと(1)に戻り、捩じれた足をほどく様に下げ足をひいていきます。 |
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得意方向への動きはあまり難しくないと思います。 2〜3の回転をスムーズに行えないとパイロンの間隔がいつまでたっても詰まりません。(T-T) |