飛燕
ついにコンビネーションです。 |
はじめに
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いきなり亜種での解説です。(^^;) 回転の入り方が逆だったりスピンもないのですが、完全に対照的な動きで構成されている為に8個のパイロンで完結して練習には都合が良いのです。 道満では主にこの動きを初心者に教えています。 |
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1
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(胸側の足を基準に呼んだ場合) 右Fクロス |
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2
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左回転のモホークにてバックに方向転換です。 これにより先行足が入れ代わります。 |
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3
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右Bクロスです。 顔を進行方向に固定した場合、ここは逆向きのBクロスとなり交差量が少なくなりがちです。 私の場合は、これが第一関門でこの3番目のパイロンをよく倒しました。 |
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4
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第二関門です。 クローズターンで先行足を入れ換えて、バックからフロントに向き直ります。 この動きは、多くの人が苦労する部分でもありますので別項目でいろいろと解説しております。 実はこの動きが、飛燕の方が大蛇よりも簡単な様なので飛燕を先に解説しました。 |
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5
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左Fクロスです。 | |
6
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今度は右回転のモホークでフロント→バックへ向き直ります。 もちろん(2)同様先行足が再度入れ代わります。 オリジナルの飛燕は(1)の次にこちらの回転から始まります。 右回転のモホークは左回転に比べて苦手な人も多いようですが 一回転だけですので習得に時間はかからないでしょう。 |
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7
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左Bクロスです。 ここも(3)同様逆に振り返った状態となりますので先行する後ろ足にも加重して 交差量をきちんと確保して下さい。 |
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8
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左回転のクローズターン(〜直後に先行足の入れ代わり) 以上で(1)の右Fクロスに戻ります。 |
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その他の練習のポイント
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それぞれの足の軌跡がパイロンを結ぶ中心線を越える様な 円弧を意識して軌道を描きましょう。 |
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第一関門の解説
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第二関門の解説
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私の場合 |
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中折れ
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ビデオで見ると体が「く」の字に曲がったり仰け反ったり・・・。(-_-;) |
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ウエーブ
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どうしても膝の伸縮が加わるので、私の目指す頭が一定速度で平行に移動する飛燕が出来ません。 |
クローズターンの練習 軸足が出来ない円を書く様なクローズターンの練習の為のステップを考えてみました。 オープンを使ったスピンの様なモノですが、キレイな「ハ」の字を作る練習にはいいでしょう。 パイロンは位置関係の為に書いてますが、殆ど無意味です。 有効かどうかは、不明ですが・・・(^^;) |
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オープンで反転します。 | |
先行足がパイロンとパイロンを結ぶ中心線を越えたあたり(上体が後ろを向いた瞬間)に 先行足のつま先を内側に向けて「ハの字」を作ります。 |
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オープンに続く上体の回転の勢いがあるのでそのまま回転して再度正面を向きます。 かぶせ足にならない様に、足の形にだけ注意して「ハ」の字を維持できれば重心は均等にあるはずです。 |
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回転が終わる頃に(自分が納得したら)フロントクロスを始めます。 早めに始めるとただのかぶせ足になってしまいます。 |
飛燕のアレンジとして私がよく耳にしたもので、カリスマスケーターの一人であるドクターの 「ドクター飛燕」についてK2 JapanのSkater's Voiceに質問したところ、ご本人から説明頂きました。 掲示板として流れてしまうのが惜しいので、転載させて頂きます。 皆さんもこれらの飛燕に挑戦してみたり、独自にアレンジを考えて見られては如何でしょうか? |
Re:ドクター飛燕 『ドクター飛燕』とは、梁川君が完成させた元祖『飛燕』に、 私(ドクター)がやっていたコンビネーション系のトリックを組み合わせたものです。 そのコンビネーション・トリックとは、 ベル@道満さんの『カマイタチ』に類似した技で、 バッククロスからモホーク、フォワードクロスまでの流れを、 元祖『飛燕』にアレンジしました。 流れとしては @ フォワードクロス A モホーク(右回転) B 左バッククロス(右足前) C クローズ(左回転) D 右フォワードクロス E モホーク(左回転) F 右バッククロス(右足前)→左バッククロス(右足前)へスイッチ(同時) G クローズ(左回転) H 右フォワードクロス 『飛燕』と比較して、F〜Gの動きが違います。 Fでスイッチすることで、F〜Hで一回転する様な動きとなります。 * 飛燕の動きはハロスケをご参照ください 〔7.右バッククロス→左バッククロスへスイッチ〕この動きが非常に重要で、 上手くやればパイロンをバッククロスでくわえ込む様に見えるはずです。 ここが上手く表現できないと、 “『飛燕』ができずにただ単純に回転してしまう人”の動きになります。 『ドクター飛燕』を上手く滑る(演じる)為には、 全てのウィールを接地させ回転させ流れのある滑りを行いつつ、 “変化(メリハリ)”を明確に表現するよう心掛けると上手くいくと思います。 トリックスラロームは、非常にマニアックで理解しがたい部分が多々ありますが、 基本的なスケーティングに プラス各人の“コダワリ”みたいなものを感じさせるものがあれば良いと考えています。 ドクター |
オリジナル飛燕(下から番号順にご覧下さい) |
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(10)Bスピン(左回り) | |
(9)左先行フロントクロス | |
(8)クローズターン(右回り) | |
(7)左先行バッククロス | |
(6)オープンターン(左回り) | |
(5)右先行フロントクロス | |
(4)クローズターン(左回り) | |
(3)右先行バッククロス | |
(2)オープンターン(右回り) | |
(1)右先行フロントクロス |