埼玉県和光市にあるこの公園は名前の通り林間道のような舗道が広がる公園は全体で多少の
上り下りがあるもののスケート向きの公園です。
事実、訪れる度に数人〜十数人のインラインスケーターに出会うことができました。
特に多目的広場は20mx20m程度の広さで、球技については制限はあるものの
雨の日に集える場としてインラインスケーターには嬉しい場所でした。
ところが、霧雨が降る日に、いつものように訪れてみると次の様な張り紙が増えていました。
諦めが悪い私は、公園管理事務所の方にお話を伺ったところ、概ね以下の様なことでした。
先日この公園でスケートボードが幼い子にぶつかる事故があり、転倒時に頭を強打したその子は
不幸にも亡くなられたそうです。
当然、ご両親は「何故あのような危険なスポーツを公園で野放しにしているのか?」と強く抗議をされて
公園としては制限をする事になったということです。
公園管理の現場の方は、非常に理解ある方でスケボーとインラインの違いを認識されていて
子供や人が増えて、「危険だと判断した場合は制限をさせて頂きます」と言われました。
そして「ローラースケートと違って、あれ(スケボー)は飛んで行くから危ないんだよ」と話をされて
その間もエントランス広場に集まるスケボーに厳しい目を光らせていました。
私がいった日のように「雨で人が殆ど居ない時なら、まぁ大丈夫ですよ」ということでしたので子供と3人で
パイロンを置いて滑っていると、少し雨が強くなったのかスケボーの人達が多目的広場に移動して来た所
先程の管理の方がすぐに事務所から飛び出してきて注意をされてました。
その後、私達自身もダンスの練習が始まったので引き上げることにしましたが従来の様に堂々と滑ることは
憚られ、また公園管理としても今までのように静観だけでは済まない状況の様です。
事故を起こしたのがインラインではなかったとは言え、小さな子供には一層の注意を払い公園管理とは
今後もうまくやってゆきたいものですね。
また、つくば市にある多目的ホールつくばカピオにエントランス広場においても禁止となっておりますが
事務所にお話を伺ったところ、事故はないものの施設に傷をつけたり破損する行為があるという事でした。
特に障害者用点字プレートを滑走の邪魔になるということで外して持ち去る(警察の方のご意見)
ということで、敷地内での滑走を禁止したとのことでした。
インラインスケーターに関しては特に問題はありませんが、その類として同様に禁止したということです。(T-T)
これ以上滑る場所が減ることがないように利用する側においても注意を払うべきですが、公園および施設の
管理者の方にも、それぞれの特性をご理解いただいて、滑走許可ゾーンの明示や区別をして頂きたいものです。
スノボとスキーだってゲレンデによって別々に扱われているように・・・。
インラインができる公園がこれ以上減ることがありませんように・・・・(-人-)