インラインスケートについて (でも個人的主観もいっぱいなので鵜呑みにはしないで下さい)

What's inline-skate ?
このページにたどり着いている方にこのような解説は不要だと思いますが


ローラーブレードなんて呼び名でも有名ですね(本当はあれは商標なんですけど)

ローラースケートと違って一列に並んだウイール(タイヤ)が一見、難しそうなんですが、実は一列だからこそ
傾きやすいので曲がりやすく、靴より長くウイールが配置されているので前後に踏ん張りやすく、スケート程滑らず
思ったよりずっと簡単です。

スキーやスケートを楽しんだことがあるならその敷居はずっと低いもんです。
(イメージはカービングスキー)
では、どれくらい簡単かと言いますと・・・
全く経験がないMさんが週末を中心に滑った場合 (あくまで目安ですよ!目安!)
初めて履いた日
スケート場でデートするカップルみたいな感じでなんとなく滑れる。
2週間目
歩くよりは全然早く移動できるようになっている・・か、邪魔にならない場所に靴が放置される。
3週間目
滑る事が快感になり、新しい靴を買っているか・・またはオークションに新品同様と銘打って売却。
一カ月
滑るだけでは飽き足らずHPまで立ち上げる。
当然、熱心な人ならこんなもんじゃありません。
毎日練習をする人は、片方のかかとだけで滑ったりと、3ケ月程度で殆どの技がこなせるようになります。

手すりを滑ったり階段をジャンプといったハードなジャンルは別にして、体に負担をかけずに
有酸素運動を行えるので、すべての世代に楽しめるバリアフリーなスポーツです。

実際に、幼稚園、女性、高齢者の方で私が遠く及ばない素晴らしい滑りを行う方が溢れています。

また、インラインのすごい所は手軽な移動手段としてその機動性です。
手軽に持ち運びが出来るギアとしては最強ではないでしょうか?
ロングランやシティランでは、2〜3時間で20〜40kmを楽に移動します。

休日の過ごし方に悩んだ方は是非一度お試しあれ

私が嵌まった理由

スキーに通じるものがあるので、お金がなくて何度もいけない家族スキーも初日から楽しめるだろう という思い込みで始めました



● 滑るだけなので、靴とプロテクターさえ買え ば、遊ぶのにあまりお金がかからない
(靴とプロテクター合わせて\13,000程度から)
ある程度までのレベルに容易に到達できるが技が多く奥も深いので飽きない
年齢、性別も関係なく家族で楽しめる
スキーやバイクにあるような重力と風を楽しむ心地よさ
手軽。(車に積んでおけば、行った先で楽しめる)
狭い場所でもいろいろな技で楽しむこともできる
交流が広がる。(まぁどんなもんでもそうでしょうが)
当然、健康やダイエットにも良いでしょう

ということで、インラインに嵌まって本末転倒
スキーが好きなら嵌まることうけあい。

 

ここまで読んでも、私バランス系のスポーツ駄目なのよとか転んだら痛そうだもんという方に贈る企画
ああっ!そこのお姉さん逃げないで!

◆スキーで後頭部をしこたま打って星をみた方へ

後頭部からコケるのには、ある程度の速度が必要だったり、何かにぶつかったりする等
多少の衝突エネルギーが必要です。(絶対とはいいませんが)
まだ、経験が少ないせいかもしれませんが、僕の経験と目撃と話を聞く限り
公園等のような場所で初心者が滑る速度では、殆ど尻もちがいいところです。

では、どれくらい尻もちをつくかと言いますと・・・
主に週末を中心にインライン2カ月やって、私が3回、カミさん3回、子供が3回位でしょうか?
・・・どーりで上達が遅いわけです。

でも、尻もちは少ないのですが転んでいないわけではありません。
前方になら、何度も転んでいます
しかし、プロテクターをつけて普通に転ぶ限りは、驚くほど痛くないのです。
しかもある程度滑ると、痛くない尻もちのつき方を体が覚えてしまいます
うちのカミさんは痛がりで運痴で、普通に考えればインラインから遠い人間です。
しかし、たまにちょっとくらい痛い思いをしても楽しさの方が上回っているのです。
生身で自転車のように進む快感は、私達夫婦にとってパチンコのフィーバーよりも魅力的でした。

※でも、「ケガと事故について」にも目を通して下さいね。

◆うちのカミさんの運動神経が良いのだろうといったあなたへ

それはとんでもない間違いです。
私を含めむしろ常人以下と思ってください。スロットの目押しだって出来ません(関係ないって・・・)
私達のプロフィールの上達過程を上回るのは簡単です。
インラインは道を歩くように、個人のペースに合わせたスケーティングで楽しめます。
でもこのままでは万年初心者として、内容が進まない恐れも危惧しております。

◆この歳で始めるのはちょっと・・・という方へ

この歳がいくつかは不明ですが、公園にはあらゆる年代のスケーターがいます。
10代は理想、20代、30代は普通、40代、50代はざらにいます。60代オーバーの方も珍しくありません。
手すりを滑ったりジャンプをするようなハードなジャンルもありますが、それらはインラインの楽しみ方の一つで
他にも街中を滑ったり、公園でクルクル回ったり、ジョギング代わりにと自分に合った様々な楽しみ方があります。
インラインを履いていれば、路面は限定されますがどんなに広い公園も息切れすることなく周回することもできます。
そして、これらそれぞれのジャンルには公園スケーターの間でも有名なカリスマスケーターの方がいらっしゃいますが
年齢層も経験も、そのスタイルも様々です。
ヨチヨチフラフラしているのは、練習量にもよりますが週末スケーターなら最初の1ケ月程度でしょう。
ひょっとしたら1年、2年の後にはあなたも公園で有名なスケーターになっているかもしれません。
だんだん怪しい勧誘みたくなってきたので、この辺でやめときます。

※脚注) 作者の創作意欲の為に読者イメージを作っていますが、別にお姉さんでなくてもかまいません。





おまけのインラインスケート用語 
各インラインのページを見てて、単に私がわからなかった言葉です。
(偉そうに解説しても技術とは比例しません)

言葉
解説
CR
City Run 街の中を走ることですね。違法かどうかについては微妙ですので詳細についてはリンク等をご覧ください。
LR
Long Run CRを長距離行うことですね。マラソンより楽で自転車よりハードでしょうか・・多分。
G1、G2、G3
LRにつけて使います。お馬のレースに由来したこの分類で、春と秋に東京の河川で行われます。
初心者向けG3は20km、中級者向けG2は40km、もっともハードなG1は80kmということだそうです。
sk8
スケエイト(Sk-eight)つまりスケート(skate)の意のシャレですね。(海外でも通用)
FNS(フライデーナイトスケート)
フランスで毎週金曜日の夜に行われるパリCRで、その規模は時には15000人にもなるそうです。
マーベラス( MARVELOUS PARK幕張 )
マーベラスパーク全国でも類を見ない立派なインラインスケート場幕張で現在カルフールがある場所(99年11月に閉鎖)参考
ラブブレード
夢の島で活動していたサークル、メンバー駒沢の本間さんなどが在籍していました。
東京ドーム
東京ドーム平成14年、私がインラインを始めるた時期に閉鎖(T-T)
川下り(上り)
別に鬼怒川に行こうってわけじゃありません。川沿いのサイクリング道を楽しむLRです。
関東では一般に、北風だと川下りが、南風だと川上りが追い風となり楽です。

ビギナーズインライン