葉脈標本作った

先日、他のブログでちょっと触れた葉脈標本を、子供の宿題にすることにした。
そもそもは兄が昔作っていた40年近い昔の記憶からだけど
手順についてはネットがあるので問題なし。便利な世の中になったものだ。
もっぱら水酸化ナトリウムよりも入手しやすい重曹(炭酸水素ナトリウム)を
使用した方法が多かったので、早速実践。

おかしい。いくら待っても溶けない。

・直接、鍋でつくってみたけど溶けない。
・重曹を加熱して炭酸ナトリウムにしてみたけどやっぱり駄目。
・1時間加熱の後、一晩放置してみたけど駄目。
・濃度は飽和状態を遙かに越えている状態だけど駄目。

柔らかい葉が少々溶ける程度。
鍋がピカピカになるばかりで埒があかないので、パイプ洗浄剤を使う方法に切替てみた。

ただこちらの問題は、WEBでみたような水酸化ナトリウムが4%を越えるような洗浄剤が売っていないのだ。
安全性のために今では薄いものしかないのかな?
とりあえず売り場で一番濃い、2%のものを湯煎して半日放置してみた。

真っ白、ぬめぬめになっていたが全然崩れない。

とうとう諦めて苛性ソーダを買ってきた。
ちょっと調べれば駅前の薬局で取り扱いがあった。
兄もそうしていたのを覚えているが最初っからそうすれば良かった。

あっさり成功。

苛性ソーダも標本が100回作れそうなくらい量入ってて¥350円くらいなので
初めからそうすれば時間と費用も殆どかからなかったのにぃ・・・
この間に、中和用の酢をいくつも買ったので結構無駄金を使ってしまった。

やっと娘の出番。
こういう作業が好きなのは知ってます。

中和に使った酢に注意して漂白。

染料で染める際にも酢や食塩を使いました。

乾燥。あとで平らにしますが、眠かったのでとりあえずここまで。
キッチンを占領して嫁さんにブツブツ言われましたが、久しぶりの化学実験は
それなりに楽しく、途中で子供に反応を見せたり説明したり夏休みっぽい1日でした。

また、苛性ソーダでも溶けない葉っぱがありましたが、それにしても
他が何故、重曹で溶けなかったのかは結局不明です。

とりあえずメモ的な記録まで。

葉脈標本作った” への4件のコメント

  1. 普通にやったけど、無理でした。
    重曹ではできませんでした。

    今から、苛性ソーダを買いに行ってやってみます。

  2. わ~さんこんにちは。
    出来ている人もいるようなのですが、私もご覧のように出来なかったので
    この結果になりました。

    ていうか、この内容でここに来る人多いです(笑

  3.  わたしも重曹で何度も何度も失敗し、薬局で苛性ソーダ(住所氏名を書かされた)を 買ってきたら、すんなり成功しました。
     水酸化ナトリウム10%の水溶液を作るときが、一番、ビビリました。
     貴重な情報をありがとうございました。

  4. おっちゃんさん、お返事が遅くてすみません。
    薬品について素人なので苛性ソーダのハードルが
    高かったんですが、お陰で数倍の手間と費用がかかりました。
    ちなみに苛性ソーダは、この時から殆ど減ってません。(^^;

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