これだけ暑い日が続くと日中の滑走は望めません。
というか、子供達は受験に友達とどちらも忙しい年頃です。
私も仕事で時間がとれない日々、ささやかな楽しみは
ベランダ園芸。
農業って奥が深いですね。
小動物を飼う方が遙かに簡単です。
畑にするともっと楽になるのでしょうが、ベランダなど
土の量や日照が限られた環境では、色々ノウハウがあるようで
数年やってますが、せいぜいバジルやプチトマトくらいであとは
いまだに収穫量が少なかったり病害虫による失敗続きです。
そんな私がフィリピンの植物に手を出しました。
モリンガ(フィリピンではマルンガイ)という見た目は、マメ科の植物で
そこらの山に生えてても違和感がなさそうです。
実際にフィリピンではそこらじゅうに生えているらしく、採ってきては
スープや炒め物などに入れてます。
味は、特にハーブのように香りや味にクセもなく、いうならほうれん草みたいな
イメージを想像してもらえば宜しいかと思います。
調べて見ると、カルシウム、ミネラル他色々なものが多く含まれているようで
検索サイトに出てくるのは健食、サプリのサイトが沢山。
まぁそんなに有益な植物なら、フィリピン人は皆健康で長生きだろうとこの辺りには
言及しませんが、Co2の吸収量が一般的樹木の20倍もあるらしいのです。
樹齢2年程度の木があれば、年間150kg~くらいのC02を吸収してくれるとは
これらの数値を記載する必要がある納品先のメーカー様には、システムにこれらの
鉢植えをセットにすれば見積が通りy・・・(^^;)
まぁ下心はおいといて、こんだけ連日暑い日が続いて、結実させる必要ないなら
試験的にベランダで栽培してみようと思い、購入しました。
失敗その1
うちのベランダにはモザイク病の後遺症があるようで
3日目にして新芽は縮んでいます。
他の葉の様子からすると、あっさり感染したようです。
一度、完全に撤去する必要がありそうですが
現在は、そのまま様子を見ています。
失敗その2
モザイク病の影響がない事務所にも購入してみたが落葉が激しい。
やはり熱帯の植物、充分な日照が必要なのだろうと
日中、表に出すようにしてみたが、少しずつ葉が落ちていく。
事務所は通りに面しているので一日中表に出して置くわけにはいかず
夜には取り込んでいるのですが、泊まり込みでお仕事をした結果・・・
一日で、葉が黄化してその翌日に散ってしまいました。
エアコンは使っていましたがそれでも二十数度はあった筈なのに。
現在は、モザイク病覚悟でベランダに移動。
結局、熱帯の植物なので真夏以外の育成は無理なようです。
植物研究所なんかで耐寒性に優れた品種が出来るまでは
国内では普及しそうにありませんね。
ミネラルやカルシウムが普通より多く含まれているとはいえ
モロヘイヤや小松菜でも代用が効くでしょうし・・・
それを言っちゃ、ベランダ菜園だってコストパフォーマンスは良くありませんが
農業のスキルは、老後に役に立ちそうなので続けるつもりです。