山開きで富士のニュースを聞くと、登っているときは
あんなに大変だったのにまた登りたくなるのはマゾでしょうか?
為末選手の本にありましたが「好奇心は命より大きく設定されている」という言葉には
怪我をするスポーツ全般をみていると何となく納得させられます。
もっとも、今は好奇心より家族愛が大きく設定されているみたいですが・・・
ただ、あの瞬間がいとおしく思えるのは一人で黙々と山に登っている間
色々な事を考えることが出来たからです。
いや・・・やっぱりマラソンの時のようにゴールのことだけで
何も考えてなかったかも?
だから混雑している今はあまり登りたくありません。
仮にそういう機会が取れたらまたシーズン後に行きたいところですが
今は望み薄です。(T-T)
早朝練習が好きになったのは気温もさることながら
人気のなさが大きなポイントです。
今日は街灯がない荒川で日没前の滑り込み練習だけど。
夕方はそれなりに通行人もいて(滑走ポイントを通る人は少ないですが)
散歩やジョギングをしている人の視線を感じてしまいます。
もちろん相手は、そんな気もなく単に荒川でみられる様々な風景の
一環として何気に見ているだけなのでしょうが、どーしても意識してしまいます。
しかし早朝なら、秘密の練習場のようにベーシックな動きをコツコツとできるし
いくらでも無様な姿で滑れます。
こういう人目が気になるところは滑り始めのころと変わっていません。(^^;
心情的には、どんな無様でもフルプロテクターで全身エアバックで
なんの恐れもなくコソ練できる環境があれば通ってもいいくらいです(笑
インライン人口を増やすためには、人目を気にせずに練習できる環境があるといいのかも?
というか、早朝練習を勧めればいいだけでした(笑
朝活で暖機が終わっているので、その後も充実してるし。
こうして一人で滑ってると色々考えられるあたりは
富士山を一人で登っていた時と似たような状況の気がしてきました。
色々考えられる独りの時間は本当に大切ですね。
家族のありがたみもわかるし。
かなり昔に、スポットで溶けこんでいない嫁さんを
人見知らーと書いたことがありましたが
むしろ、週末なのに家族を放り出していた自分に喝を入れたい今の自分。
学生さん、独身さん、子離れが終わった世代、共通の趣味をもてる夫婦、多趣味な家族
人には様々なスタイルと時代があって、その時その時でプライオリティも変わる。
始めたばかりのインラインに夢中になって、そのプライオリティの順位付けを
見誤っていた自分がいました。
嫁さんの気質や価値観、運動能力を考えずに自分のものを押し付けたりと
今から思えば年の割にはあまりにも未成熟でした。今もですが(^^;
対比できる状態にあって、よりはっきりと自覚できるタイプなので
夕方に蚊に刺されながら滑走して、こんなこと考えてました。
P.S.
ひとり上手の正しい意味を確認しようとしたら・・・
これって造語だったんですか?(^^;